風邪に効く食べ物をご紹介!
風邪に効く食べ物5大条件
風邪に効く食べ物とはなんぞや?と問われた時に考えられる5つの条件を挙げてみます。
- 身体を温める
- 栄養がある
- 炎症を抑える
- 消化が良い
- 美味しい・簡単
この5点をなるべく多く満たす食べ物が、風邪に効く食べ物ということになります。
では、一つずつ少し詳しく見ていきましょう。
風邪の時に何故身体を温める必要があるかといえば、身体を温めることによって、免疫細胞を活発にさせ、ウイルスの活動を弱めることができるからです。
そのために、有効な食べ物は生姜です。
生姜は炎症も抑えるし、消化も良いので、風邪には欠かせない食べ物です。
風邪をひいた時に、特に足りなくなる栄養素として挙げられるのが、グルタミンとビタミンCです。
グルタミンは、卵、小麦粉、大豆、肉、魚などに含まれています。
ビタミンCは、パセリ、ブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、レモンやいちごなどに含まれています。
ただ、これらの食べ物はあまり消化が良くなかったり、体を冷やす効果があるものもありますので、サプリなどもうまく使いましょう。
サプリ(補助食品)はこういった時(身体がしんどくて料理できなかったり、消化できない時)に、使うものです。
炎症は身体がウイルスをやっつけるために、”わざと”起こす防御反応です。
炎症が起こることによって、咳、喉の痛み、鼻水、鼻づまりといった風邪の諸症状が出てきます。
ですから、辛いと言って薬などで無理やり症状を押さえつけてしまうのは良くないですね。
せっかく身体が頑張っているのに、邪魔をしてしまっては、どうしようもありません。
ということで、炎症に関しては我々が我慢できるレベルまで、適度に和らげるといったイメージで、取り組んでいくのが正解でしょう。
それで、炎症を和らげる食べ物としては、ネギ、にら、たまねぎなどがあります。
魚に多く含まれているオメガ3という成分も、抗炎症作用が強力ですが、魚は消化が良くないのが問題ですね。
以上の3点を満たして、なおかつ消化が良いというのが、必須条件です。
なぜなら、消化というのは莫大なエネルギーが必要で、消化にエネルギーを使ってしまうと、ウイルスと戦う方にエネルギーを回せなくなってしまうからです。
食物繊維(野菜)や脂質(肉)などは、消化が悪く胃腸に負担がかかることを知っておくと良いでしょう。
さらに、これら4点を満たした上で、美味しいというのが風邪に効く食べ物となります。
当然ですが、美味しくなければ元気が出ませんよね。
それで、元気が出そうだー!と感じたり、思ったりすることは実際の風邪の治癒にも効果が出ます。
プラセボ(偽薬)で、病気が治ったりするように、自分がどう感じるかということは、大事なことです。
あとは簡単に、短時間でできるというのも大切ですね。
誰かが作ってくれる人はいいですが、自分で作らなければならない人には大事な問題です。
さて、長くなりましたが以上が風邪に効く食べ物が満たすべき条件ということになります。
次のページからはこれらの条件を満たしたレシピや、症状別の対処法のご紹介となります。
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